知っていますか?スズキのキャッチコピーの秘密
バイクの車名というと、アルファベットと数字を合わせているのが一般的で、これは排気量とアルファベットを組合わせているものです。
通常はアルファベットと排気量、もしくは英単語の利用が多くなります。
日本メーカーの有名バイク、伝説的なバイクの多くが、この組み合わせです。
しかしスズキのバイクのネーミングを見ると、あれ?通常のバイク名と違うぞ?と感じる事が多くなります。
例えばパワーフリー号、このバイクが作られた当時、社名をくわえるということがバイクネームの主軸でしたあが、スズキは「ただの原付じゃないよ?パワーが違うよ?」ということを伝えるために、わざと社名を入れず、こうした特徴的な名を付けたのです。
日本語とアルファベット、かえって目立つ?
コレダシリーズのバイクも、非常に変わっていて「コレだ!!」という発想からつけられています。
このバイクにはどこでも好評というキャッチコピーがついていて、日本語プラスアルファベットなどの組み合わせも、スズキの真骨頂という感じです。
地球に乗るならバンバン、VanVanシリーズも変わったキャッチコピーと感じた方が多いと思います。
このキャッチコピーの地球に乗るならバンバンという言葉ですが、バンバンは知ってほしいからという意味から、ヴァンヴァンとなり、それが英文字になったとされているのです。
このシリーズのマシン開発説明も非常に面白く、今見ても新しいと感じるくらい作りこまれています。
手書き風に書いている説明、にっこり笑ってバイクに乗る男性、タイヤの説明なども、「ボインだよー!ふとーいよ!」と当時としては非常に画期的だったはずです。
車名の由来はもとより、この遊び心溢れた説明もスズキの良さだな・・と感じます。
カタナ、このキャッチコピーを知っていますか?
カタナはスズキのバイクの中でも世界に知名度の高い美しいバイクです。
ファンも多く、知名度も世界規模ですが、このキャッチコピーを知らないという人も多いといわれれてます。
KATANAシリーズのキャッチコピーは、Space Invader(宇宙からの侵略者)というキャッチコピーです。
しかも本来はKATANA(刀)なのですが、刃と書いてしまったので、「刃(カタナ)」と覚えてしまった子供が多かったといわれています。
ものすごくかっこいい名前なのに、なぜが宇宙からの侵略者とされ、刀なのに刃で覚えられ、実はさんざん・・というのもスズキのおちゃめなところです。
このほかにも、スクーターの宣伝として「蘭、咲きました」「薔薇、恋いし・・・」というスクーターのキャッチもなんだか意味不明、でもなぜか耳に残るという感じがあります。
このキャッチ、女性にスクーターを売るためにはどうすればいいのか?ということから考えたものだそうです。