バイクの塩害を防ぐには

バイクの塩害被害

海が近い場所に住んでいる人にとって、塩害は深刻な問題です。
ベランダなどの鉄柵をこまめに塗り替えていないとすぐにボロボロになってしまうだけではなくて、洗濯物が潮風にさらされて傷むために、室内でしか洗濯物を干せないといった不都合も少なくありません。

このような塩害はバイクにも及んでいて、新しいバイクでもすぐに錆びてしまうのがライダーたちの悩みのタネとなっています。
特に沖縄などは四方を海に囲まれていますので、塩害を受けやすく、バイクはすぐに錆びてしまいます。
海から常に塩分を含んだ潮風が吹き付けているので、普通に市街地を走っているだけでもバイクにサビが出てしまいます。
それだけではなく、空気中に含まれている塩分が雨が降るたびに道路に蓄積されていくので、その塩分がバイクに付着してサビがひどくなっていきます。

塩害に対するサビ対策

塩害からバイクが錆びるのを防ぐためには、こまめにバイクを洗うのが基本的な対策です。
特に足回りのパーツに関しては、水でしっかりと洗うことによってある程度の塩害を予防することができます。

特に雨の日に走行した場合には、家に帰ってきたら必ずバイクを洗うようにしましょう。
できる限り、雨の日はバイクに乗らないようにするといった工夫も必要です。
バイクを通勤通学に使っているのであれば、雨の日はバイクに乗らずに、公共の交通機関を使うようにするのもおすすめの対策方法です。

バイクを塩害から守るための保管方法

バイクを塩害から守るためには、ドアの閉まる車庫にバイクを保管しておくのが理想的です。
こうすることによって、空気中に漂っている塩分によってバイクが錆びるのを防ぐことができます。
バイクにカバーをかけておいても、カバーの隙間から塩分を含んだ雨などが入り込んでバイクを錆びされてしまうことがありますので、注意しなければなりません。
また、いつもカバーをかけっぱなしにしておくと、逆に湿気がこもってしまいサビがひどくなってしまうことがあります。

塩害から大切な愛車を守るためには、駐輪する場所に注意する以外に、ポリマーコーティングをするといった方法も考えられます。
ポリマーコーティングは比較的安価でバイクに施すことができますので、一度やってみることをおすすめします。
ポリマーコーティングでは物足りないというのであれば、ガラスコーティングをバイクに施すという方法もあります。
ガラスコーティングは値段が高めとはいえ、傷にも強いという特性があるので、一度検討してみるのもいいでしょう。

日常的なメンテナンスとしては、クロムメッキ保護剤を使用してサビがひどくなるのを防ぐことができます。
スプレー状のクロムメッキ保護剤は、自分でも簡単に塗布することができます。

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