2010年のグッドデザイン賞を受賞したバイク
ホンダPCXは世界戦略車として販売されているバイクです。
タイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミデッドからリリースされています。
日本のみならず、欧米諸国やオーストラリア、一部アジア地域で登場しています。
初めて市場に姿を現したのは2009年。
東京モーターショー内で市販予定車という触れこみで登場したのが始まりです。
あくまでもタイで製造されているため、先行発売したのはタイ。
日本では遅れて、4カ月後の2010年3月末に登場しました。
グッドデザイン賞を受賞した車種でもあります。
工業製品やイベント活動など、多岐にわたる領域のモノが審査対象となりますが、それだけに権威ある賞を受賞したと言えるでしょう。
バイクのスペック
ホンダPCXのスペック面につい手触れてみましょう。
エンジンはJF28E型の124ccとなっており、水冷4ストロークを採用しています。
今までの同クラスでは実現できなかった乗り心地を追求したのです。
エンジンは最新機能も充実。
アイドリングストップ機能が付いているため、停車時には自動的にエンジンが止まるエコロジーな設計になっています。
燃費向上に関する取り組みも行っており、地球環境にも優しいことが特徴です。
また、スターターモーターと交流発電機が一体化しているのですが、これは125ccクラスでは初めての試みとなります。
エンジンの魅力はそれだけではありません。
発電制御の知能化をはじめとして、低フリクション化に関する施策を多数実施。
まさに、クラスを超えた質感を体現していると言えるでしょう。
乗った感じとメリット・デメリット
ホンダPCXに乗ってみた感想について取り上げたいと思います。
あくまでも友人から少し乗らせてもらっただけなので、本当のライダーさんとは違う意見もあるかもしれませんが、ぜひとも参考にしてみてください。
一人で乗ってみたところ、割と馬力がある感じがして好きでした。
125ccクラスの中では比較的使い勝手が良いと思います。
この排気量のスクーターだと走りやすい、走りにくいというところで分かれてくるものですが、良いバイクではないでしょうか。
次に、二人乗りで乗らせてもらいました。
これは持ち主の影響もありますが、男性2人で乗るとしたらちょっと弱いかなというのが率直なところです。
125ccですから仕方ないところでしょう。
むしろ、この排気量の中では健闘していると思います。
でも、女の子を乗せて走る分には十分ではないでしょうか。
いざという時のピンチヒッターとしても活躍してくれると思います。
コストパフォーマンスの面を考えてみると
乗りたい
と思わせてくれるバイクのひとつです。
試乗させてもらった友人にお礼を言い、バイク選びの参考とさせてもらいました。