スズキジクサー150の特徴
250ccよりも小さくて、しかも125ccの原付二種よりは大きい排気量のバイクが最近人気を呼んでいます。
原付二種とは違って高速道路も走ることができて、しかも250ccよりコンパクトなので、重量のかさむバイクを取りまわすのに苦労している女性ライダーたちの間でも評判です。
このクラスのモデルとしてはホンダの「PCX160」などのようなスクータータイプが一般的ですが、スズキのジクサー150はギヤ付きの点が他のバイクと違っています。
スズキジクサー150をおすすめする理由
車体が軽くて非常に扱いやすく、足つき性もいいので、通勤や通学にも便利な1台です。
それでいて高速道路もしっかりと走れるので、通勤通学とツーリングの両方で活用したいバイクを探しているライダーにはぴったりです。
最高速度は100kmそこそこという感じですが、近場のツーリングなら十分でしょう。
燃費も非常によく、ワンタンクで高速道路を600km以上走ることができます。
搭載されている154ccの空冷単気筒エンジンは「スズキ・エコ・パフォーマンスエンジン」と呼ばれていて、250ccのバイクと比較してもガソリン代を大幅に節約できる点がメリットとなっています。
価格がリーズナブルなのもジクサー150の人気ポイントで、メーカー希望小売価格は385,000円です。
スズキジグサー150の仕様
ジクサー150は、インドにあるスズキの現地法人「スズキ・モーターサイクル・インディア」で生産されていて、2014年8月から日本に先駆けてインドその他のアジア諸国で発売されました。
インドではバイクオブザイヤー13部門を獲得している人気モデルで、日本では2017年1月27日から正規輸入の形で発売がスタートしました。
2018年6月にマイナーチェンジが行われた後、2020年3月4日にはフルモデルチェンジが行われています。
さらに、2023年1月27日には2023年モデルが発表されて話題を呼びました。
2023年モデルは最新の排ガス規制にも対応していて、新色のソニックシルバーメタリック×パールブレイズオレンジもラインナップされています。
パワーに関しては、排ガス規制に対応するために、最高馬力が13馬力と2022年モデルと比較すると1馬力ダウンしているのは仕方がないことかもしれません。
排ガス規制によって、これまで人気のあったロングセラーモデルが次々と姿を消していくなど、バイク界では大きな変動が起きています。
今まで乗っていたバイクが生産終了となって、嘆いているライダーも多いのではないかと思います。
お手頃な価格で買えて、しかも取り回しがいい便利なバイクを探している人にはジクサー150をおすすめします。