BMWF800GSアドベンチャーはなにが変わった?
BMWF800GSアドベンチャーになってから、従来となにが変わったのかを案内しています。
まず、BMWF800GSアドベンチャーには大型ウインドシールドが採用されています。
大型ウインドシールドというのは風防のことです。
バイクというのは、自動車と違いあまり風防には気を配っていません。
というのも、バイカー(バイク乗り)は高速時に風をあびるのが好きなため、最低限で対応しているケースが多かったからです。
つまり、昔から対応していなかったので、対応そのものはバイクメーカーによって異なる状況だったのです。
ですが、今では一般の人もバイクライダーを目指して、BMWF800GSアドベンチャーのようなバイクを購入されるようになったので、長距離の移動、もしくは高速時の運転でも風の影響を受けないで済む大型ウインドシールドが採用されました。
さらに、BMWF800GSアドベンチャーにはエンジンガードも採用されています。
エンジンガードは、バイクの運転ではなく、バイクを立てかける際の転倒で発生するダメージに対して、強力なサポートを果たしてくれます。
従来では、エンジン周りを強化することで安全性を高めていました。
ですが、どれほどエンジン周りの強化を行っても、すき間からダメージを受けてしまうケースがあったため、BMWF800GSアドベンチャーはエンジンガードを取り付けているのです。
これにより転倒した際のリスクが軽減されます。
BMWF800GSアドベンチャーは、今では定番となっている大型シュラウドも採用していますので、長距離運転を検討している人と相性が良いでしょう。
なによりBMWのバイクなので、他のバイクメーカーと比較しても、高速運転時の安定性が高く、乗り回しが効くという面でも評価されています。
ABSも標準装備
最近では、バイクにも数多くの電子制御パーツが取り付けられるようになっています。
その中で重要となるのがABS。
ABSとは、アンチロックブレーキシステムのことです。
アンチロックブレーキシステムが作動すると、急なブレーキによるブレーキのロックが解除されるため、ブレーキ時間が通常より少なくなるのです。
感覚的にはブレーキがタイミング良く元の状態に戻るため、ブレーキを効かせた際に安定してブレーキがかかっているのを感じるようになります。
また、ABSなどが取り付けられていない場合は安全基準上で問題となります。
いざという時の安全性も考慮に入れてバイクを購入する際は、BMWF800GSアドベンチャーのような、安全、安定を想定したバイクを購入されたほうが良いでしょう。