超人気車種!アドレスの歴史
アドレスV125はスズキが販売しているバイクです。
車名の由来は加える(add)と衣装(dress)という言葉に由来しています。
今では当たり前になったメットインスクーター。
これが最先端という時代に登場したこの車種は、パーソナルスペースに自分の衣装を入れることができるという理由で名づけられました。
住所(address)との関係性はないようです。
さて、アドレスが登場したのは少し古く、1987年にアドレス50が登場しました。
その後、アドレスV100が登場し、2005年までの14年間で21万台を売り上げる大ヒットとなりました。
アドレスV125は、その歴史を引き継いだモデルなのです。
アドレスV125もやっぱり大人気
2005年発売のアドレスV125は、発売初年度だけでも3万台以上売り上げた人気車種です。
2012年6月時点で20万台を突破。
二輪市場トップクラスと謳われるほどであり、バイク業界全体を見渡しても飛び抜けた人気を誇り、ビッグネームとして名を馳せていたアドレスV100のフルモデルチェンジとして、その名に恥じぬ売上を叩きだしました。
もちろん、性能の方も折り紙つき。
バイク誌のテスト走行においても250ccスクーター並みのスペックを記録しています。
通勤特急というキャッチコピーが付けられる程の加速感は、通常時に最大100km/hを突破できるというスピード感が自慢です。
機能も充実しており、走るだけにとどまりません。
上位モデル(アドレスV125G)は、携帯電話やスマートフォンの充電ができるDCソケットや盗難対策用のアラームを装備。
これだけの追加エクイップメントを用意したグレードが登場するのは、人気モデルだからこそできるでしょう。
自動車学校などに向けて教習車仕様も展開。
運転免許試験場や自動車教習所では、アドレスV125を教習用に採用しているところも少なくありません。
これも、普通バイクのスタンダードと言っても過言ではない車種だからでしょう。
2009年モデル
アドレスV125Gのマイナーチェンジ版が2009年に登場しました。
2タウン走行時には35km/Lから40km/L前後で走行できます。
ただし、当たり前のことですが、メーカー好評の56km/Lというのはなかなか難しいようです。
2009年モデルは平成19年度国内新排出ガスに対応しています。
また、メーター部分やボディーの塗装など、細かな部分が変更されました。
2009年モデルが出た際、アドレスV125は一度販売終了となりました。
しかし、その後フロントキャリアを付けたバージョンが標準仕様として再度売り出されることとなったのです。
アドレスV125の乗り心地は快適
通勤特急と謳うアドレスV125は、やはり加速感が素晴らしいと感じました。
私は二度ほど乗ったことがあるのですが、多くのバイク仲間が持っている車種ですから、手軽に体験できるチャンスが作れると思います。
スピード感、乗り心地、デザイン、すべて文句なし。
一生乗れるくらい素晴らしい車種だと思います。
ただし、気になるのは周りの皆が持っていること。
被るのもちょっとなぁと迷っています。
誰もが持っていることが悩みになるくらい、良いバイクということですね。