地震・噴火・津波・・・自動車保険の人身傷害保険等で補償される?
自動車保険には様々な補償があり、人身に関すること、また車両に関することのほかに、そのほかの補償として、地震等による死亡一時金特約なども付けることができます。
日本は地震大国と呼ばれているように、地震がとても多い国です。
地震、それによる津波、また噴火といった自然災害は人の力でどうすることもできません。
交通事故などについて補償を付けられる自動車保険以外に、地震等の災害に対して補償されるか?これも考えておく必要があります。
死亡一時金をかけておかないと補償されない
こうした突発的な自然災害で万が一死亡した場合、バイクにかけている自動車保険の搭乗者傷害保険や人身傷害保険が使えるのでは?と思っている人もいます。
しかし、地震、噴火、津波などにより被保険者が死亡した場合、こうした保険では補償がないのです。
こうしたとき、死亡一時金特約を付けていれば補償されます。
地震等の死亡一時金特約にはどんな補償があるのか
自動車保険に特約としてつけることができる死亡一時金特約は、地震や噴火、津波により被保険者が亡くなった際、補償される特約です。
各保険会社によって補償対象者などタイプやプランがありますので、加入の前に必ず確認しましょう。
例えば本人のみ補償するプランや夫婦のみ補償するプラン、さらには家族も補償するプランなどです。(家族補償の場合は本人、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子まで補償などプランによって決まっています)
地震等による死亡一時金特約は地震や噴火、津波によって死亡した場合や、それらに起因する障害によって直接の結果として事故の日から(当日を含む)180日以内に死亡した場合に支払われる・・・・という形で、期間や保険金等決まっています。
こうした支払われる期間や保険金についてもチェックしましょう。
死亡一時金特約にプラスして車両についても考えておこう
地震や津波、噴火などは予想して準備しておくことができませんし、準備していたとしても予想通りの対応ができない可能性があります。
地震や噴火、津波に対応するために、死亡一時金特約に加入しておけば、万が一自分、またご家族が死亡した場合でも一時金が補償されますが、車やバイクが全損・・・となった場合、この特約では補償されません。
バイクや車など車両に対しても補償をしっかり考えておきたいのなら、地震等による車両全損一時金特約に加入しておくといいでしょう。
地震や噴火、津波などで車両に損害が生じた際、全損となった場合に補償される特約です。
こうした車両に対する特約も、保険会社当によって補償内容や期間等に違いがあるので、加入の前に補償内容や条件等(約款や注意喚起情報等で)、確認しておくことが必要です。