秋はご飯がおいしい
夏バテしたり体力を消耗しやすい夏が終わり、秋がやってくると、俄然ご飯が美味しくなって食欲が出てしまうという人はかなり多いはずです。
気候的に涼しくなるだけではなくて、秋は秋刀魚やきのこ、野菜類など、旬の食材が出揃う時期でもありますので、何を食べても美味しく感じられてしまいます。
サツマイモや牡蠣、かぼちゃなども旬ですので、これらを食べて夏に消耗した体力をじっくりと回復したいものです。
9月から10月にかけて収穫されたお米が新米として市場に出回るのもこの季節ですので、ご飯が好きな人にとっては楽しみな季節と言えるでしょう。
食欲の秋はつい食べ過ぎてしまうのが悩みのタネ
秋はいろいろと美味しい食材が出回るため、ついつい食べ過ぎてしまうのが悩みのタネです。
秋に食欲が出てしまうのには、セロトニンが関係しているという説もあります。
セロトニンといえば、脳内で分泌される「幸せホルモン」として知られていますが、セロトニンは食欲を抑制する働きがあります。
セロトニンの分泌量は日照時間と比例して増えますので、日照時間が短くなってくる秋にセロトニンが減少し、食欲を抑制する作用が減少することが考えられます。
また、寒い冬に備えて体力を蓄積しておくために、秋には食欲が増すという説もあります。
私たちはクマのように冬眠することはありませんが、ある程度の皮下脂肪を蓄えて低温に対処するのは理にかなったことなのかもしれません。
食べ過ぎを防ぐには
何を食べても美味しいからと言って、無制限に食べていては健康管理ができません。
消費するカロリー以上に食べていると肥満に繋がり、さまざまな成人病の原因となってしまう可能性があります。
また、食事を食べ過ぎることによって胃に負担をかけてしまい、消化不良になる恐れがあります。
食べ過ぎを防ぐためには、昔から言われているように「腹八分目を心がける」ことが何よりも大切です。
「すごく美味しいからもうちょっと食べたいな」と思ったところで少し我慢することによって、カロリー摂取を制限することができます。
また、低カロリーな食品を選んで食べるようにすることも大切です。
秋に美味しいきのこなどは低カロリー食品の代表的なものなので、積極的に食べるようにすることをおすすめします。
きのこは水分が多い食材で、100gあたりのカロリーも約20kcal前後ととてもヘルシーです。
食物繊維が多く、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれているのがきのこの特徴です。
だからと言ってオイルたっぷりのアヒージョなどにしてしまうとカロリーが増えてしまいますので、ホイル焼きにするか、鍋物やきのこご飯などとして楽しむのが一番です。
きのこのスパゲティも人気メニューのひとつです。