ビンテージバイクの相場と購入方法

ビンテージバイクに乗りたい!

新しいもの好きがいれば、逆の古いもの好きもいます。
どれだけ時代が進んで最新のモノに囲まれた現代であっても、古き良きを愛する人は世界中に存在し、ことバイクにおいても、「新車よりビンテージが好き」という人も珍しくありません。
ですが「ビンテージバイク」と聞いて、「そもそもいつの時代をビンテージっていうの?」と不思議に思う人もおられるでしょう。

バイクにおけるビンテージには特に定義があるわけではなく、明確な枠組みはありませんので、実はかなり曖昧な意味で使われているのです。
一般的には、20~25年以上過ぎているバイクに対して「ビンテージバイク」と言う風潮があり、例えば2020年なら2000年以前のものならビンテージバイクと言ってもいいということになります。
ただし、ビンテージバイク愛好家にしてみれば、ただ古ければ良いというものでもないらしく、メーカーを絞っていたり、特定の車両、モデルに限る場合もあるようです。
とはいえ定義も規格も設定されているわけではないため、バイクの主がビンテージバイクと信じているならそれで問題はないでしょう。

ビンテージバイクの相場や購入方法

ビンテージバイクの相場は、メーカーや車種、年代、コンディションなどにより大きく変動します。
お手頃価格の数万円代のものや、100万円以上するものもありますし、その時代の流行にも左右されますので、その都度相場をチェックして確認しましょう。

ビンテージバイクにも人気車種はあって、例えばHONDAの1983~1997年のロングセラーモデル「GB250クラブマン」というバイクは、令和の今になっても中古市場で流通する大人気モデルです。
値段が安いものはそれなりに状態も悪いケースが多いので、見て楽しむ分には問題ありませんが、乗るためのバイクの場合は故障リスクも考えて、値段と状態のバランスも見て検討されることをおススメします。

ビンテージバイクはすでに昔に販売された車種なので、ディーラーでの取り扱いはありません。
中古バイクを扱う業者やバイクショップ、オークションなどで見つけることができます。
最近ではSNSを使ってビンテージバイクの売買をしているショップもありますので、取り扱いがないか検索してみましょう。

代表的なビンテージバイク

愛好家の中で、ザ・ビンテージバイクとして高く評価されているのが、カワサキのZ1です。
もともと国内向けではなく海外向けに作られたバイクで、日本での流通量が少ないこともビンテージバイクとして重宝されている理由です。
カワサキZ1の製造が開始されたのは1972年で、直列4気筒、排気量は903ccになります。
昔ながらのネイキッドバイクで、クラシカルで大型バイクが好きな方に人気のようです。

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