バイクがエイジング世代に効果あり?
アンチエイジング世代になると、やっぱリ物忘れが多くなるし、筋肉量も減って脂肪が格段に多くなる、中年太りするというのもこのころから始まります。
このくらいの年齢になると毎日行うことが日々同じで、若い時のように刺激が少なくなり、結果、ボケの初期症状なんて言われることもあるのです。
ただここで朗報、バイクがアンチエイジング世代にとって脳の活性化につながるといわれています。
最近はバイクに乗っているさっそうとした女性が多くなり、タレントさんやモデルさんの中にも、実はバイク好きという女性が多くなっているようです。
バイクに乗っている人が若いということで、ヤマハと脳トレで有名な川島教授が二輪車乗車と脳の活性化の関係についての研究を行い、それによって科学的に二輪に乗ることで脳の活性化が認められたといいます。
バイクに乗ることでの脳の活性化・・誰で起きる事じゃない
ベテランライダーとブランクのあるライダーに実際にバイクに乗ってもらいデータを取ったようですが、びっくりすることにブランクがあるライダーは直感で運転、しかしベテランライダーは、論理的思考をしっかり管理し集中して運転していることが判明したのです。
つまり、ベテランライダーは情報をスピーディに処理しなおかつ集中して運転しているということになります。
バイクを運転する事の刺激で脳が活性化するというほうが単純で考えやすいのですが、そうではなく、普段からバイクに乗っている人の方がより集中力が増し、脳の活性化になっていることが分かったのです。
ブランクがあるライダーや、50代くらいになってからバイクの免許を取得して乗る方もいますが、この場合、道路をバイクで走る時、緊張した状態で走ります。
しかしベテランライダーの場合、運転に慣れているから特に緊張感もなく、脳に刺激なんていくの?と思うのが普通です。
しかし専門家が調べてみて初めて、ベテランライダーの処理能力の速さ、運転しつつ素早く処理し運転を制御する能力の高さがわかったというわけです。
リターンライダーの事故が多い現代
若い時に乗りたいバイクに乗れなかった、また結婚と同時にバイクに乗らなくなったという人が年齢を重ねてから自分の時間を持てるようになり、また経済力も豊かになったことで、40代、50代になってバイクを楽しむという方も多くなっています。
しかし同時に、リターンライダーによる事故も多くなっているという現実があるのです。
ずっとバイクに乗ってきた50代と、リターンしブランクがあるライダーでは、運転するときの処理能力、集注力に違いがあり、ブランクがあるライダーは直感で運転しやすいので事故が多くなるということも、なるほど、納得できます。
エイジング世代に朗報となりますが、今からバイクに乗る、ブランクがあるという人は、論理的思考になれるまでには時間をかける必要があるのです。