駐車禁止の取り締まりには地域差がある?

二輪駐車禁止取り締まりからすでに10年

昔は二輪に駐車禁止がなく、結構適当に止めることができたのですが、今は二輪にも駐車禁止が適用されるようになり、取り締まり対象となってからもう10年以上が経過しています。
施行当初、二輪駐車禁止の徹底強化のためにバンバン取り締まりを受けたという人も多いです。
二輪の駐車場は少ない、特に都市部に行くとかなり少なくなるので、二輪締め出し?なんてことも言われています。

しかし駐輪場がないのにバイクの駐車禁止取り締まりをされては、バイクに乗る人がますます少なくなると自粛要望があり、それ以降検挙数は減少傾向です。
ただ全くなくなったということはなく、県によってはかなり厳しく取り締まりしているところもあるようです。

二輪駐車禁止、検挙数が多い県とは

二輪の駐車禁止は県によって取り締まるいきさつが違い、検挙数もかなり違います。
最も多い検挙数となってしまったのは神奈川県、これは2014年のデータですが、45000件を超える数です。
次に東京都、こちらも45000件を超えています。
次に検挙数がガクッとへり、22000件くらいの大阪、15000件くらいの京都府、1万弱の広島県・・という結果です。

神奈川、東京、大阪というと理解できますが広島はやはり非常に厳しい取り締まりがあるといわれています。
どこに暮らすかで、駐車違反を取られやすくなるなんて、ちょっと考えてしまう人も多いです。

駐車違反は二種類?

駐車違反、スピード違反、一時停止違反などでいわゆる「青切符」をきられることが多い人は、青切符をよく見ていると思いますし忌々しい対象です。
しかし駐車禁止に至ってはもう一つ、切符があり、黄色い確認標章となっています。

これは警察から委託を受けて動いている民間の監査員が切ることのできる確認標章で、警察が駐車禁止によって青切符を切るのは2%といわれており、委託監査員が切るものが98%という数字です。
警察の場合、こうした駐車違反などの違反に切符を切る仕事のほか、様々な仕事がありますが、民間の監査員の場合には、この仕事のみ、行っているので容赦なく切るといわれます。

二輪の駐車禁止、検挙数が少ないのはどこ?

データ等の資料がないのですが、二輪の駐車禁止検挙数が少ない県は、青森県、岩手県、秋田県など東北方面、また北関東、茨城、群馬、そのほか山梨なども少ないようです。
このほかにも新潟、富山、福井、鳥取、石川、島根、岡山などはいずれも検挙数0となっています。
これらの地域はゼロということなので、二輪の駐車禁止に関して寛容な警察官が多い?なんて予測されるのです。

駐車禁止対象となっているため、ツーリングで観光地に行くときにも駐輪場の存在が気になります。
でも、これら検挙数ゼロの地域なら安全とも言えるのです。

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