車両保険の違い
車両保険というのは契約している車やバイクが事故で損害を受けた時に保険金を受け取ることができる保険です。
車両保険には2種類あり、支払うことができる保険料や重きをおくポイントによって各人が希望するプランを選んで加入をしています。
一般的には契約した車が損傷した場合や盗難にあった場合に受けることができるものと、他の車との衝突、接触、盗難に対して保険金が受け取れるものとがあります。
両者の違いは、単独事故や当て逃げも範囲に入るかどうかの違いです。
運転に自信があり単独事故の補償が不要という場合にはこれらの事故を取り除いた保険に加入すれば良いですし、自分自身が単独で起こした事故や当て逃げといったものまで補償を受けたいと思えば一般的な車両保険に加入するのが望ましいです。
車両保険はどのくらいの人が加入しているのか
車両保険というのは任意保険の中にあるものですから加入するかどうかは個人の判断で決めることができます。
そのため、人によっては保険の内容を決めるにあたって車両保険を外すという人もいます。
もちろん、自動車保険というのは加入する内容が増えるほど補償が手厚くなる分月々の保険料は高くなるものです。
そこで、高い保険料を支払ったとしても車両保険に加入するべきかどうかを考えることが必要になります。
車両保険の普及率は50パーセントを下回っています。
実は対人対物賠償保険でも70パーセントほどであり、任意保険というのは全く加入していない人もいるのです。
車両保険に加入するかしないかで保険会社によっては保険料が2倍近く変わるということもあります。
その点からも普及率はあまり高くありません。
車両保険は加入するべきなのか
車両保険というのは基本的に自分の車への補償であるため、不要と考える人が多いです。
事故相手への賠償となればできることは全て行いたいですし、その際に保険では対応が効かないとか、貯金では対応できないとかという場面は避けたいものであり、そのために可能な限り対応できるように加入内容を検討する人が多くいます。
しかし、自分の車の傷や盗難についてはある程度自分で仕方ないと諦めることができるという人が多く、そのために車両保険には加入しないという人が多いのです。
ただし、車が大好きという人や、かなり高級な車を買ったという場合には自分の車だからと傷や盗難について諦めきれないという人もいます。
そのような人は車に万が一のことがあった時のために最大限の保険に加入をしておきたいものです。
そこで、車両保険に加入をするかどうかということは、その人の車への考え方や価値観、自分自身の運転への自信、保険料の予算といったもので大きく変わってくるものであると言えます。